EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、2月欧州の新聞用紙、SC紙出荷量はいずれも下落傾向での推移となったが、塗工／非塗工中質紙の出荷量は上昇している。欧州2月の新聞用紙の出荷量は前年同月比9.0%減の528,000トンで、そのうち欧州域内向けでは同10.1%減の412,000トンで、域外輸出向けでは同4.8%減の116,000トンであった。一方、SC紙出荷量も引き続き減少しており、同5.2%減の295,000トンで、そのうち欧州域内向けは同1.6%減の256,000トン、域外輸出向けでは同23.8%激減の39,000トンとなった。また、塗工中質紙出荷量は同2.6%増の483,000トンで、そのうち欧州域内向けでは同0.4%減で377,000トン、域外輸出向けでは同14.7%増の106,000トンとなった。一方、非塗工中質紙出荷量は、同9.9%増の191,000トン、そのうち欧州域内向けでは同5.7%増で155,000トンだったが、域外輸出向けでは同32.6%激増の36,000トンであった。

4月25日付RISIから抜粋

出典：日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合　ペーパー・トレードブログ