ブラジルFibria社Tres Lagoas工場に新たに導入された2号機では、世界最新の晒ユーカリパルプの生産が既に設計能力年産195万トンの90%まで操業率が上がっていることが分かった。この情報は、このほど開催された同社の第1四半期決算報告の席上で、同社幹部が同ラインの習熟曲線は期待以上のペースで進捗していると報告し、同社CEOがそれを補足した形となった。2017年8月の稼働開始時期には、既に予想を越えた19%であったが、この第1四半期には合計449,000トンを生産したとしている。同CEOは更に、新ラインの優れた生産能力は、世界のすべての地域でパルプの需要が引き続き高まっている時期と重なっているとしている。
5月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ