ブラジルの溶解パルプ(DP)メーカーであるJari Celulose社は、6月に同国北部に位置する同社Monte Dourado工場に於いて、保守点検整備の為、15日間の休転とする計画であることが分かった。同社によると、休転は6月14日からとなっており、DPの生産品質向上とコスト削減の為のいくつかの作業を行なうとしている。同社の生産ラインは適応性があり、晒ユーカリパルプの生産も可能であるとしても、同社関係者によれば、同工場は2017年のDP生産は合計20万トンに終わったとしている。もともと同工場の設計上の生産能力はDP年産25万トンとされていたが、2016年は結局年間18万5千トンの生産量に終わっている。
5月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ