中南米諸国のティッシュ・メーカーは、今後数年間で急激にその生産能力を強化する準備を進めており、事実、2018年は既に少なくとも年産30万トン分が追加される。RISIが実施した最新の調査データによると、中南米各国のティッシュ・メーカーが2018年~2021年の期間に購入を計画する、もしくは既に入手した新ラインは16ラインに上っており、これによって2021年までに年間600万トンを超える供給体制となるであろう。中南米諸国による増産への熱意の高まりは、これが初めてではない。2014年~2017年の間に、中南米諸国でのティッシュ生産能力は実質110万トン以上も引き上がった。しかしながら、2013年末~2017年末の期間に消費量がわずか44万トンしか増えていないことを考えると、生産能力の伸びは過剰である。
5月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ