EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、3月欧州の新聞用紙、SC紙、塗工/非塗工中質紙の出荷量は軒並み下落傾向での推移となった。欧州3月の新聞用紙の出荷量は前年同月比12.7%大幅減の578,000トンで、そのうち欧州域内向けでは同12.8%減の459,000トンで、域外輸出向けでも同12.2%減の119,000トンであった。一方、SC紙出荷量も引き続き減少しており、同14.1%大幅減の309,000トンで、そのうち欧州域内向けは同12.7%減の266,000トン、域外輸出向けでも同22.1%激減の43,000トンとなった。また、塗工中質紙出荷量は同3.3%減の519,000トンで、そのうち欧州域内向けでは同7.4%減で395,000トン、域外輸出向けでは同12.5%増の125,000トンとなった。一方、非塗工中質紙出荷量は、同1.3%減の219,000トン、そのうち欧州域内向けでは同4.8%減で176,000トンだったが、域外輸出向けでは同16.4%大幅増の43,000トンであった。
5月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ