既に周知のことであるが、過去7日間、ブラジルは全国的な物流停止によって影響を受けている。チリを本拠とするCMPC社は、ブラジルで維持している生産活動とその停止が業務にもたらす影響を考慮すると、この状況に厳しく直面しており、同国に於ける同社のパルプおよびティッシュ事業に様々な影響をもたらしているとしている。特に燃料供給に不足が生じていることに加えて、道路の封鎖や港湾の作業停止などが商品や最終製品の輸送にも困難を発生させている。これらの理由によって、同社Guaiba工場1号機が停機となっており、また、2号機もまもなく72時間の休転を余儀なくされることとなっている。
5月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ