イタリアのトスカーナ州は、循環経済原理の基本に則り同州の新たな廃棄物管理計画の一環として、州内での古紙回収率を70%以上に目標を定めたことが分かった。同州では、この計画への支援の為、3千万ユーロを割り当て、また紙、ガラス、金属、繊維、大理石産業を取り入れて、回収された材料の需要を刺激したいと考えている。同州政府は、廃棄物選別の質と量を奨励する為の循環経済法案を提出し、地域の産業システムから回収された物質の需要を喚起し、また同州の特別廃棄物処理プラントを優先し、廃棄物管理分野の研究と技術革新を支援することにより、地元生産ループ閉鎖を確保するとしている。
5月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ