チリを本拠とするCMPC社が、ブラジル生産分が物流ストライキに直面していた問題に関し、ティッシュとパルプ生産に必要な主な原材料の供給が正常化してきたと、このほど公表した。その結果、ブラジルGuaiba工場に加え、ティッシュ生産工場、顧客への製品配送が通常操業に戻っているとしている。ただし、パルプ生産の場合は、操業停止していた期間の影響を受けたことで、生産量が少なくなっており、逸失生産量は2万トンと見積もられている。同社によると、操業停止の期間は、いくつかの臨時の保守点検整備を実施したとしている。
6月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ