王子ネピアはこのほど、東ティモールへの支援活動「nepia 千のトイレプロジェクト」の2009年度寄付金約2,440万円を、ユニセフ東ティモール事務所と日本ユニセフ協会に贈呈した。
nepia千のトイレプロジェクトは、開発途上国の水と衛生の環境改善を目的に、同社が08年から実施している活動。毎年一定のキャンペーン期間を設け、期間中の売り上げの一部をネピアからユニセフに寄付している。09年は9~12月の4ヵ月間にキャンペーンを展開し、寄付金は目標を上回る2,441万3,914円を達成した。
現地では、09年4月に先行寄付した資金1,000万円を基に活動が実施されており、すでにリキサ県に120、アイレウ県に426の家庭用トイレが設置された(10年3月現在)。残りの家庭用トイレと給水設備を備えた5校の学校用トイレは、最終の支援金を基に9月完成を目標に、4月から建設が始まる予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 4/5号」より