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紙の業界ニュース

2010/04/28

=富士ゼロックス= 生物多様性保全のため生産拠点を実施調査

  富士フイルムグループの富士ゼロックスは、生物多様性保全のための「土地利用状況の調査」と「生き物調査」を、各生産事業所で実施する。国内の5事業所(三重・新潟・富山・神奈川)から開始し、中国とタイの海外4生産拠点にも順次拡大する予定。10年度末までに調査および対策立案・実施を行い、来年度以降の環境マネジメントシステムで生物多様性保全に関する項目を組み入れる。
 土地利用状況の調査については、4月から5月にかけて生態系破壊リスクがあるかどうかを、国内の生産事業所で実地調査により洗い出す。具体的には騒音や排水の状況・処理の仕方、事業所および周辺の潜在的な生物多様性を把握しているか、敷地内にどういった植樹をしているかなどを調べ、リスクが確認された場合は対策を実施する。その後、事業所ごとに管理指標を定めて EMSの取り組み項目に反映する。  
 生き物調査は、土地利用状況の調査結果を基に、各事業所近隣の生き物の生息状況を調べてそれらの経年変化を観察し、その保全を各地域のNPOなどと推進していく。従業員に地域の生態系への関心を持ってもらい、その保全活動に参加・貢献することで、地域との連携を深めるのが狙い。  
 富士ゼロックスはこれまでも、生態系・生物多様性保全に貢献する取り組みを行ってきた。例えばコピー用紙の調達先に対しては、調達規程を設けて、森林伐採による生態系への影響が出ない調達活動を実施している。また、部品の調達についても、調達先向けのガイドラインの中で環境保全の重要性を記述するなど、生物多様性への関心を喚起してきた。これら事業面での活動に加え、社会貢献活動としても、里山保全活動や、日本自然保護協会との共催による自然観察指導員講習会の開催など、従業員の意識啓発に努めている。09年10月には、こうした自然保護活動の方向性を生物多様性保全に定めてグループ一丸となって取り組む、「1社1テーマ運動」をスタートさせている。
 

 

株式会社 紙業タイムス社 「Future 4/26号」より 

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