日本製紙はこのほど、ドイツ・フランクフルトで開催された「フランクフルト・ブックフェア2010」に出展した。
日本製紙が同フェアに出展したのは4回目で、出展内容はこれまでと同じく「嵩高(KASADAKA)」をメインとし、嵩高の仕組みを分かりやすく展示した。欧州市場は書籍、特に美術書や古地図などの大型本への人々の関心が高く、軽量化を実現できる嵩高紙の潜在ニーズの高さが期待されている。欧州で嵩高紙の知名度を上げたい同社としては、歴史のあるフランクフルト・ブックフェアに継続出展することで、ブランドイメージの向上と潜在市場開拓を目指す考え。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 11/8号」より