包装資材総合メーカーの樽谷包装産業・タルタニパック(樽谷清孝社長)は、段ボール事業再編の一環としてタルタニパックの尼崎工場・営業・包装開発研究所を加古川工場に集約。それに伴ってタルタニパックの本社、樽谷包装産業の本社・営業部門・パレット工場・JPR尼崎デポを、現本社工場の南側にある敷地面積約3,300㎡・2階建の事務所・工場へ移転する。これによりタルタニグループは加古川工場の段ボール、尼崎新本社工場のパレット、伊吹工場の製袋という生産体制が確立する。
1909(明治42)年に創業した同社は今年で102年の社歴を持つが、樽谷社長は「古くして新しい企業の在り方は、時代の変化へ迅速に対応していくこと」とし、「生産効率、経費など総合的に勘案した利益を生む体制づくり」を進めている。なお、新体制による営業は3月22日からスタートする。
<移転先>
○樽谷包装産業…〒660-0857 兵庫県尼崎市西向島町95-1 電06-6415-2700(従来通り)
○タルタニパック本社業務部…〒660-0857兵庫県尼崎市西向島町95-1 電06-6415-2700 F06-6413-9300(電話・FAXは従来通り)
○タルタニパック加古川工場営業課・製造課・包装開発研究所…〒675-1221 兵庫県加古川市平荘町山角995-61(従来通り) 電079-428-0087 F079-428-0091
株式会社 紙業タイムス社 「Future 3/21号」より