また日本製紙は3月19日、熊本県宇城市に所有する豊野社有林を活用し、八代工場(熊本県八代市)の見学を織り込んだ自然環境教室「第5回 豊野 森と紙のなかよし学校」を開催した。
「森と紙のなかよし学校」は、日本製紙の社有林(約9万ha)を活用した自然環境教室。熊本県・豊野社有林では07年から毎年3月に開催しており、今年で5回目を迎える。同社では豊野のほか、群馬県の菅沼社有林(06年開始、年2回)、宮城県の佐須浜社有林(10年開始、年1回)でも実施しており、プログラムは3地域それぞれの特徴を生かして構成している。
今回は、熊本県八代市内の小学校から公募で集まった小学生以上の子どもたちとその保護者30人が参加。グループ社員18人による運営のもと、豊野社有林でウォーキングを楽しみながら桜の木を植樹する「森を歩こう!」「木を植えよう!」のほか、八代工場で製造したパルプを使ってオリジナルはがきを作る「手漉きで紙を作ろう!」、大型抄紙機による製造現場を見学する「製紙工場を見学しよう!」の四つのプログラムを実施した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 3/28号」より