王子製紙と王子ネピアは、ネピア製品の今年度売上げの一部を、被災者支援に取り組む団体に提供する「nepia東北地方被災地支援活動 ~支える人を支えよう!~」をスタートさせた。
対象製品はネピアブランドの市販全製品で、拠出金額は5月1日から2012年3月末までの売上げに一定率を乗じて決める。支援金を提供する団体は、東北地方を対象に草の根的な被災者支援に取り組むNPOなどの活動団体。日本フィランソロピー協会を通じて必要資金を提供するとともに、社員による活動への参加などでも協力していく。現時点では日本フィランソロピー協会が推薦する6団体への支援を決めており、以降も順次、支援先を選出する計画。最終的には、10団体以上、計4,000万円以上の資金提供を目指す。
<決定済み6団体>
▽(特非)琥珀の泉(岩手県久慈市、理事長:女澤貴公)▽花巻市民活動ネットワーク協議会(岩手県花巻市、代表:中台照幸)▽(特非)ネットワークオレンジ(宮城県気仙沼市、代表理事:小野寺美厚)▽(特非)ワンファミリー仙台(宮城県仙台市、理事長:立岡学)▽(特非)寺子屋方丈舎(福島県会津若松市、理事長:江川和弥)▽ARTS for HOPE(東京都品川区、代表:高橋雅子)
株式会社 紙業タイムス社 「Future 6/13号」より