ニッポン高度紙工業は6月29日、鳥取県との間で「鳥取県J-VER」の購入に伴うパートナー協定を結んだ。
鳥取県は10年4月、鳥取県西部の日野川上流域に位置する県有林・たたらの森で、環境省が作った日本版カーボンオフセット・クレジット制度「J-VER制度」の認証を受け、J-VER(CO2排出権)を取得した。そしてこのJ-VERを販売する活動を、「鳥取県県有林J-VERプロジェクト」と名づけて推進し、企業などのカーボンオフセットに役立てている。
ニッポン高度紙工業は、鳥取県から購入したJ-VERを使い、6月20日に着工した米子工場の建設工事期間中に排出されるCO2のうち100tをオフセットする計画。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 8/1号」より