レンゴーが30%出資しているタイコンテナーズ・グループ社(=TCG)は、7月5日付でベトナムの段ボールメーカー、アルカマックス・パッケージング(ベトナム)社グループ3社の買収を完了した。
これにより、レンゴーグループのベトナムでの月間段ボール生産能力は、700万㎡から1,450万㎡に拡大する。また、今回の買収で新たにハノイの事業拠点が加わり、既存のホーチミン拠点と合わせ、ベトナムの二大都市をカバーする段ボール供給体制が整う。
レンゴーは、ベトナムを海外戦略の重要拠点と位置づけ、ゼネラル・パッケージング・インダストリーを目指す。
<レンゴーグループのベトナムにおける事業拠点と事業内容>
①ビナクラフトペーパー社/ホーチミン…段ボール原紙(ライナーおよび中芯)の製造販売
②APパッケージング(ハノイ)社/ハノイ…段ボールシート、ケースの製造販売
③ニューアジア・インダストリー社/ホーチミン…段ボールシート、ケースの製造販売
④アルカマックス・パッケージング(ベトナム)社/ホーチミン…段ボールシート、ケースの製造販売
⑤パカメックス(ベトナム)社/ホーチミン…段ボールケースの製造販売
⑥マタイ(ベトナム)社/ホーチミン…PPクロスシート、PPコンテナバッグの製造
株式会社 紙業タイムス社 「Future 7/25号」より