日本製紙グループは10月1~2日の2日間、群馬県の日本製紙・菅沼社有林で、日本製紙総合開発が経営する丸沼高原リゾートの施設を利用し、第11回「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」を開催した。
「森と紙のなかよし学校」は、日本製紙の約9万haの社有林を活用して行われている、子ども向けの自然環境教室。06年に菅沼社有林の丸沼高原でスタートし、現在は熊本、宮城でも開催している。プログラムは、グループ社員がその知識や経験を生かして自ら運営しており、今回も20人の社員がスタッフとして参加した。
「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」は、毎年6月と9月の年2回開催されてきたが、今年は東日本大震災の影響で6月が中止となっため、1年ぶりの開催。当日は首都圏の子ども達とその家族40名が参加し、希少な高山植物が豊富にある森を社員のガイドを聞きながら歩いたり、集めた小枝を使って紙すき体験をしたり、また夜にはスタッフの解説を聞きながら星空の観察会を楽しんだ。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 10/17号」より