大王製紙主催の女子ゴルフトーナメント「第30回 大王製紙エリエールレディスオープン」が11月18日から3日間、香川県三豊市のエリエールゴルフクラブで開催される。
本年は1982年の初開催以来、数えて第30回という節目の大会となるが、この間一貫して変わらないのは同社社員による手づくり感覚のもてなし。同大会は開催当初より、社員がキャディ・受付・駐車場係などのスタッフとしてギャラリーを迎えている。主催者では、エリエールブランドが持つ“やさしさ”同様、トーナメント会場で、社員手づくりによる“やさしさ”を感じてほしいとしている。
大会に先立ち、11月17日にはタレントの永井大、モデルでタレントの押切もえ、マジシャンのマギー審司など有名人を招いてプロアマトーナメントを開催するほか、ギャラリー向けのイベント、サービスも充実させている。
なお、同社は大会を通じて例年チャリティ活動を行っているが、本年は開催地である地元の三豊市に、チャリティ品の販売品などで得られた収益金の一部を寄贈するほか、30回記念企画・東日本復興支援チャリティ企画として、オリジナル切手シール(価格5,000円、限定1,500冊)を販売し、チャリティ収益金を福島県いわき市義援金に寄付する。
18日から始まるトーナメントでは、現在賞金ランク1位の韓国のアン・ソンジュが、1988年のツアー制度発足後、初の外国人勢2年連続の賞金女王に輝くのか、また本大会03年の優勝者で賞金ランク2位の横峯さくらの巻き返しはなるのか、さらに惜しまれながらも引退する古閑美保が有終の美を飾ることができるのか…など、数多くの話題を提供。日本女子プロゴルフトーナメントの公認競技最終戦として、来年度のシード権や、今後の展開次第ではあるが賞金女王の座を賭けた熱い闘いが期待される。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 11/14号」より