ダイナパックは、100%子会社の段ボールメーカー、ダイナパック(ハノイ)の生産能力を増強する。投資額は約5億円。完工予定は12年7月。
ダイナパック(ハノイ)の前身は、ベトナム・ハノイ市のNEW TOYO DYNAPAC CO., LTD.。2006年5月にダイナパックが資本参加し、07年12月に100%子会社化して現社名に変更した。以来、順調に販売を伸ばし、最近は日系企業および現地企業との取引も増えている。近い将来には生産能力が旺盛な需要に応えられない状況になると判断し、生産能力を倍増させることを決めたもの。設備増強に当たっては、コルゲートマシンと印刷機を更新するほか、フレキソフォルダーグルアー導入などを計画している。新設備稼働後の生産能力は月産300万㎡。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 1/2号」より