日本テトラパックは、本体が紙でフタ部分がプラスチック製のテトラ・トップ容器シリーズから、新形状の開け口『サロマ』を上市した。㈱明治が4月10日、同容器を採用したドリンクヨーグルトの販売を開始している。
テトラ・トップ容器シリーズは、容量の品揃えの多さと開け口の独自性を強みに、約50ヵ国で年間25億パックが販売されている。日本では1998年に250サイズが、「明治のむブルガリアヨーグルト」に初めて採用された。
テトラ・トップ容器の200サイズに採用されている『サロマ』は、ストロー飲用と直接飲用の2種類の飲み方に対応した新しい開け口。開けたフタはストッパーで固定でき、また簡単に分別できるようプラスチック部分に紙部分との分離ラインがついている。明治ブルガリアのむヨーグルトの「LB81プレーン200」「つぶつぶ果肉ブルーベリーミックス200」「つぶつぶ果肉ストロベリー200」に採用され、テトラ・トップとしては初の日本展開となる粒状の果肉充填を実現した。同社の上田晃司常務執行役員は、「今後ますますテトラ・トップの需要は伸びると予測しており、2020年には年間出荷総数5億パックを目指す」と述べている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/7号」より