日本印刷産業連合会（足立直樹会長）は今年5月に、「印刷産業における環境関連法規集（2012年版）」を発行した。06年に政府・環境省は第3次環境基本計画を定め、ここで地球温暖化、生物多様性の保全、大気や水の環境保全、化学物質対策など6項目を重点項目と位置付けた。そして同年10月、同連合会では印刷産業の環境対応を適正に図るための一助として、第3次環境基本計画に基づく法規集06年版を発行した。
　以降6年が経過し、環境関連の法令も改正を重ねてきていることから、最新の法令に準拠して内容を一新。12年度版として発行することになった。今回は環境関連ならびに労働安全関連の最新法令の解説のほか、設備や作業内容から想定される法令を確かめる便利な「法令逆引き表」の頁を設けた。
　A4判、本文142頁。会員・賛助会員2,000円、一般4,000円。電03－3553－6051、業務推進部まで。

株式会社　紙業タイムス社　「Ｆｕｔｕｒｅ7／30号」より