日本製紙は、6月27日付でエネルギー事業本部を新設、同本部内にエネルギー事業部を置く。
同社は現在、洋紙以外の事業育成を強化しており、特に強みを生かせる分野としてエネルギー事業の拡大を進めている。これまでは技術本部内にエネルギー事業部を置いていたが、関連プロジェクトが増加していることから、独立した本部を新設して陣容を大幅に拡大するもの。より機動的な体制を確立し、事業機会を素早く着実に獲得していく。
なお同社では、2014年度には新たに熊本県の八代工場で未利用材100%による木質バイオマス発電事業、また徳島県小松島市の社有地では四国最大規模のメガソーラープロジェクトを実施する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/17号」より