日本製紙の北海道工場旭川事業所はこのほど、地域貢献活動の一環として、旭川市にサクラの苗木100本を寄贈した。苗木は、旭川駅周辺開発整備計画の「北彩都あさひかわ」により整備が進められている、旭川駅裏の緑地整備区域の一角に、従業員25人の手で植樹された。旭川事業所は5月にもサクラの苗木27本を寄贈しており、これらの活動に対し旭川市から感謝状が贈られた。
寄贈したサクラは、旭川事業所の正門前に植えられているサクラから枝を採取し、独自の容器内挿し木技術によって苗木を作り、事業所内で越冬させて育成したもの。ソメイヨシノに類似する品種とされ、旭川に多く植生するエゾヤマザクラとはまったく違った花を咲かせることから、今までにないサクラの名所として市民に親しまれることが期待される。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/22号」より