三菱製紙では、7月から八戸工場で、新設の大判カッターが営業運転を開始した。
東日本大震災で被災した八戸工場は、2011年11月に生産設備全般の復旧を完了し、その後は競争力強化のため仕上設備への効率化投資を進めてきた。そして今年1月にはPPC仕上ラインの営業運転を開始、これに続いて大判 カッターが完成したもの。投資額は約11億円、生産(仕上)能力は約5,000t/月。これにより同社は、「第1次中期経営計画」の推進テーマの一つである「仕上げ設備効率化」を完了した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/29号」より