日本製紙は、ベルギーに拠点を置く、SRI(社会的責任投資)の推進団体、Forum Ethibelの投資ユニバースEthibel Investment Registerの「Ethibel EXCELLENCE」に選定された。
このユニバースは、CSR(社会的責任)の実績が高い企業で構成されており、Forum Ethibelにより継続的に更新・モニタリングされている。「Ethibel EXCELLENCE」の選定に当たっては、人権、人材、環境、経営、ガバナンス、コミュニティへの影響のそれぞれについて調査がある。現在、選出されている企業は374社で、そのうち日本企業は65社。木材品と紙の業種では、日本製紙のほかに米国のIP社とWeyerhaeuser社、スウェーデンのHolmen社とSCA社、英国のMondi社、日本の北越紀州製紙が選出されている。
欧米では年金運用を中心に優良企業に投資する動きが進んでおり、こうしたユニバースに組み込まれることは、企業としての優位性がより多くの投資家に認知されることにつながる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/29号」より