全日本印刷工業組合連合会(=全印工連)は、都道府県印刷工業組合に所属する組合員企業を対象とした、「全印工連CSR認定」のワンスター認定第2回募集を実施中。7月31日まで応募を受け付けている。
全印工連は昨秋、「中小印刷がCSRに取り組もうとしても、何から取り組んだらいいかわからない、どこを目指したらいいかわからない」という声を受けて、CSR研究の第一人者、横浜市立大学・影山教授の監修のもと、中小印刷業が取り組むCSRチェック項目を策定した。「全印工連CSR認定制度」は、チェック項目の達成度を認定する制度で、その標準認定が「ワンスター認定」。そのほかにツースター認定(上位認定)、スリースター(最上位認定)がある。
認定審査は、横浜市立大学CSRセンターが書類審査を実施し、外部の有識者で構成される全印工連CSR認定委員会が認定する。認定取得後は2年ごとに更新審査を行い、上位認定であるツースター認定(準備中)を取得することも可能。応募方法の詳細はwebサイト(http://www.aj-pia.or.jp/csr/main.html)を参照。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/5号」より