日本製紙は8月1日、家庭用ラップ『耐熱ワンラップR』をリニューアルし、新製品『NEW耐熱ワンラップR』として発売した。
1998年発売の『耐熱ワンラップR』は、塩素系ラップに比べて環境にやさしいと言われるポリエチレンやポリプロピレンを組み合わせた5層構造フィルムで、電子レンジでの使用を前提に150℃の耐熱性を持たせた家庭用ラップ。しかしポリエチレンを素材とするラップは、環境面では優れるものの「お皿にくっつきにくい」という難点があった。日本製紙はこの課題の克服に取り組み、そして開発したのが『NEW耐熱ワンラップR』だ。
新製品は、粘着剤を配合して粘着力を向上させることに成功、耐熱温度(150℃)を維持しながら、破れにくくお皿などにもピッタリくっつく“使い勝手のよさ”を実現した。さらに、パッケージ構造も飛び出し防止ストッパーを改良し、より使いやすく、フィルムを引き出しやすくした。
製品サイズは、『30㎝×20m』、『30㎝×50m』、『30㎝×100m』、『22㎝×30m』、『22㎝×50m』の5種類。全国のスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで販売される。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/26号」より