大王製紙は9月18日から、保湿ティシュの『エリエール+Water(プラスウォーター)』をリニューアル発売する。
『エリエール+Water』は、ワンランク上の品質を求める人々に支持され、2012年度には保湿ティシュ売上枚数1位となった製品。今回のリニューアルでは、ローション薬液中の柔軟成分を33%増添し、使用者が最も重要視する「やわらかさ」と「なめらかさ」を向上させた。薬液がシート全面にまんべんなく行き渡るように刷版(薬液をティシュに印刷する版)を改良し、薬液の塗布密度の均一化を実現した。
また大王製紙は、同じく9月18日から、大容量のキッチンペーパー『エリエール 超吸収キッチンタオル70カット』を発売する。
近年は、キッチンペーパーを調理時だけでなく仕上げの拭き取り掃除にも活用する人が増え、使用枚数は増加傾向にある。このためキッチンペーパーの市場規模は継続的に伸長している。そうした中、同社が行った実態調査では、消費者はキッチンペーパーに対し、「枚数」の点で不満を抱いている人が多いことがわかった。その解消を目指して、同社従来品(50カット)の1.4倍の入り数にした大容量タイプを発売するもの。容量を増やしても品質は落とさず、消費者に求められる“吸水性、吸油性、厚み”を満たして他社品に差別化できる品質を維持した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/16号」より