日本包装機械工業会の主催による『JAPAN PACK 2013』が去る10月15~18日、東京ビッグサイトで開催された。15~16日は台風26号の影響を受けたものの、4日間で9万6,474人(うち海外からは1,167人)が来場。前回2011年の来場者数を約3,000人上回り、来場者目標10万人をほぼ達成するなど、顧客の関心の高さを見せた。
今回は、メインとなる展示会名を従来の日本国際包装機械展から『JAPAN PACK』に切り換え、国際性を強く打ち出す一方、新製品の展示だけでなく、ユーザーの問題解決に結びつける提案性も新たに加えて、商談に取り組む工夫が見られた。また会場を包材、食品機械、部品、ロボット・流通機器・ソフトと四つのゾーンに大きく分け、会場を回りやすくしていた。次回は2015年10月開催。
なお期間中、会場では『JAPAN PACK AWARDS 2013』の審査が行われ、次の通り入賞者が選ばれた。
▽会長賞=大森機械工業、川島製作所、東京自働機械製作所▽実行委員長賞=日立造船、ゼネラルパッカー、オーエム製作所、京セラドキュメントソリューションズ、テクニカ▽審査委員長賞=イシダほか6社▽審査委員賞=ABBほか13社。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/9号」より