日本パレット協会は去る5月29日、2014年度の通常総会を開催。一般社団法人化して3回目となる今回は役員改選が行われ、山﨑純大氏が会長に留任したほか、下記のように役員陣容を決めた。また今年度が協会創立50周年に当たることから、事業計画の中には協会内外の知見による、業界改革のための新ビジョンづくりも盛り込んでいる。

　〔役員陣容＝5月29日〕▽代表理事〈会長〉・山﨑純大〈日本パレットレンタル会長〉▽理事〈副会長〉・山﨑和彦〈東陽木材興業社長〉、酒田義矢〈ユーピーアール社長〉、有田栄一〈日本パレットプール社長〉▽理事〈常務理事〉・赤星慎一郎〈三甲㈱常務〉、吉田武〈日本物流機器社長〉、藤巻良太〈ロジスワークス取締役〉▽理事・坂本挙弥〈富山環境整備〉、渡辺則之〈王子木材緑化〉、竹市貴〈紀州造林社長〉、吉川高央〈岐阜プラスチック工業執行役員〉、高橋正治〈ゼオン化成〉、樽谷清孝〈樽谷包装産業社長〉、永井俊彦〈永井木工社長〉、布施光一〈北辰機材社長〉、梅澤正義〈明治ゴム化成〉、山岸功治〈山岸㈱社長〉、下村和幸〈山室木材工業社長〉、金谷利一〈三栄荷役機械社長〉▽理事〈専務理事〉・福本博二〈日本パレット協会〉▽監事・花岡直兒〈花岡産業社長〉、野城正人〈千葉総業社長〉

　今年度の事業計画では国内外でパレットおよび関連物流機器に関する各種の情報収集、研究事業を進めていく。まず国内では既存会員へのサービス拡充、JIS強化年間活動、新規会員獲得に向けた勧誘活動強化のほか、創立50周年にちなんだ記念式典（11月12日）や記念セミナー（11～2月）の開催、記念誌の発行（1月末日）、ウェブホームページのリニューアル（10月）も予定している。

　一方、国際的な活動ではアジアシームレス物流フォーラム（6月下旬）への協賛、国際総合物流展（9月中旬）の共催、9月下旬にタイ・バンコクで開催されるアジアパレットシステム連盟2014総会に議長国として出席、また来年2月にはボルネオ島コタキナバルでの植林ツアーも計画している。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future6／23号」より