東京都リサイクル事業協会は7月14日、東京・荒川区のホテルラングウッドで、リサイクルフォーラム「リサイクルの公益性を改めて考える」を開催した。
フォーラムでは、古紙回収の現場で持ち去り行為が横行している現状などを鑑み、資源リサイクルの現状と方向性について考察。製品評価技術基盤機構理事長の安井至氏による基調講演「リサイクルの過去・現在・未来」のほか、「リレートーク:リサイクル現場からの報告」と題した講演では、古紙、古繊維(古布)、あきびん、びんカレット、鉄・非鉄スクラップ、廃プラスチック(PETボトル等)について、リサイクルの現況が報告された。また、講演終了後には懇親会も開催された。
なお東京都リサイクル事業協会は、4月1日付で特例民法法人(社団法人)から公益社団法人となっている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/4号」より