日本製紙・富士工場で生産されている古紙パルプ配合率100%のコピー用紙『PPC用紙N100』が、このほど、静岡県環境資源協会が事務局を務める「静岡県リサイクル認定製品」、および富士商工会議所が推進する「富士ブランド」に認定された。
富士工場が生産する『PPC用紙N100』は、グリーン購入法の特定調達品目に適合するコピー用紙で、主に官公庁や企業などが購入している。製品パッケージには、静岡県イメージキャラクターの「ふじっぴー」、静岡県の地図、富士山がデザインされ、静岡県と富士市をアピールしている。
「静岡県リサイクル認定製品」制度は2005年度に創設された制度で、廃棄物の減量と再利用を推進し、循環型社会の構築を目指すことを目的とする。認定要件は、静岡県内で製造・販売されていること、生活環境の保全に関する措置が講じられた事業場で製造されていることなど。また富士市では、富士市で生産される工業製品・農林水産品や特徴あるサービスなどを「富士ブランド」に認定して全国発信し、地域振興と産業の活性化につなげることを目指している。認定は、富士地域の素材・名勝・歴史を活かしたものや、独自性のある製品・サービスであることなどの基準に基づいて行われる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/3号」より