日本製紙が凸版印刷のフィルムを用いて開発し、伊藤園が飲料用ECO容器として採用したレンガ型アルミレス紙パック容器『ノンアルミフジパック』が、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する「第11回エコプロダクツ大賞」において、エコプロダクツ部門エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を受賞した。
エコプロダクツの開発・普及を目的に2004年から開催されている「エコプロダクツ大賞」は、エコプ「エコプロダクツ部門」と「エコサービス部門」で構成され、今回『ノンアルミフジパック』が受賞したエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)は大賞に次ぐ賞となる。
『ノンアルミフジパック』は、アルミ箔と同等レベルのバリア性を持ちながらリサイクル適性も備えた透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」を採用し、常温流通と長期保存を可能にした液体用紙容器。屋根型紙パックと同様にリサイクルできるため、CO2排出量の低減にもつながる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/15号」より