＝新生紙パルプ商事＝

　新生紙パルプ商事は、次の通り2015年3月期第2四半期（2014年4～9月）決算を発表した（単位100万円、カッコ内は対前年同期増減率）。

〔第2四半期（連結）〕

売上高 142,798 （△3.2％）

営業益 1,624 （△8.0％）

経常益 1,765 （△13.3％）

当期益 1,320 （△8.6％）

〔通期予想（連結）〕

売上高 295,000 （△2.4％）

営業益 3,900 （＋1.4％）

経常益 4,200 （△2.8％）

当期益 3,500 （36.6％）

〔第2四半期（個別）〕

売上高 133,745 （△3.6％）

営業益 1,512 （△5.8％）

経常益 1,711 （△5.0％）

当期益 1,304 （＋14.1％）

〔通期予想（個別）〕

売上高 276,000 （△2.9％）

営業益 3,800 （△3.4％）

経常益 4,100 （△4.4％）

当期益 3,400 （＋34.0％）

　第2四半期の連結は減収に加え、各段階の利益がすべて減益。個別業績も最終利益を除いて減収減益だった。営業利益率は連結・個別とも1.1％。通期予想の連結は売上高の減収幅が圧縮され、営業段階が増益に転じるほか、経常段階の減益幅も一桁台になり、最終利益は大幅増益を見込んでいる。営業利益率は1.3％。通期予想から上期（4～9月期）の業績を差し引いた下期（10～3月）の計画数値は次のようになる。

〔下期（連結）〕

売上高 152,202 （△1.7％）

営業益 2,276 （9.3％）

経常益 2,435 （6.5％）

当期益 2,180 （94.8％）

〔下期（個別）〕

売上高 142,255 （△2.4％）

営業益 2,288 （△1.8％）

経常益 2,389 （△3.9％）

当期益 2,096 （50.4％）

　連結では各段階の利益が増益に転じるが、個別は営業益・経常益とも減益基調が継続。下期の営業利益率は連結が1.5％、個別が1.6％

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future12/22号」より