経産省と東京証券取引所はこのほど、女性従業員が活躍するための環境整備に積極的な姿勢を見せる東証一部上場企業の中から40社を「2014年度なでしこ銘柄」として選定、公表した。このうち紙パ・印刷関連業界からは、大王製紙とトッパン・フォームズが2014年度の「なでしこ銘柄」に選ばれた。
「なでしこ銘柄」は投資家による企業判断の一助として、2012年度に初めて設けられた。女性従業員が働き続けるための環境整備や女性の積極的登用などを進めている企業を、①女性のキャリア促進 ②仕事と家庭の両立サポートという二つの側面からスコアリングし、経産省と東京証券取引所が共同で東証一部上場企業の中から業種ごとに選定。「将来的に成長性のある企業」として紹介している。
初回の2012年度には「なでしこ銘柄」17銘柄が選定され、13年度には26銘柄が選ばれた。なおトッパン・フォームズは、13年度にも「なでしこ銘柄」に選定されている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/13号」より