日本製紙グループでは、液体用紙容器の生産会社4社のうち草加紙パックと江川紙パックで、国際的な食品安全マネジメントシステム規格の「FSSC 22000認証」を取得した。FSSC 22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000と、それを発展させたISO/TS22002-4を統合した、食品安全のベンチマーク承認規格。草加紙パックでは『NP-PAK』カートンを、江川紙パックでは『NP-PAK』カートンと『NS-FUJI』包材を生産している。
日本製紙グループの液体用紙容器生産会社は、これまでもISO9001を基本にHACCPの考えを取り入れた独自の品質管理体制を確立してきたが、FSSC 22000の導入により、さらに高度で確実な食品安全管理体制の構築を目指し、継続的な改善を実施していく。また同社グループでは、三木紙パックと石岡加工の2社についても2015年度内の認証取得に向け、取組みを開始している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/27号」より