印刷博物館では7月12日まで、企画展「ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ 書物がひらくルネサンス」を開催している。ヴァチカン教皇庁との共催で、日本聖書協会、カトリック中央協議会広報、カトリック東京大司教区が後援している。
印刷博物館では2002年に「ヴァチカン教皇庁図書館展 書物の誕生写本から印刷へ」を開催。同図書館に所蔵されている聖書を中心とした写本、初期活版印刷本を展示して、写本から印刷本への変遷をたどった。第2弾となる今回は“書物とルネサンス”をキーワードに、同図書館が所蔵する中世の写本や初期刊本、地図、書簡など21点、さらに印刷博物館や国内の関係諸機関が所蔵する資料も合わせて69点を展示する。
開館時間は10:00~18:00(月曜休館)。入場料は一般800円、学生500円、中高生300円(団体割引あり)。小学生以下、65歳以上、障がい者とその付き添いは無料。問い合わせは印刷博物館学芸企画室(電03-5840-2300 http://www.printing-museum.org)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/25号」より