コクヨグループのコクヨS&Tは、次記の通り7月からステーショナリー製品（計4,275品番）を値上げする。

　原材料価格の高騰、海外生産拠点の人件費上昇、為替の円安傾向の長期化が、コクヨ製品にも大きな影響を及ぼしている。同社では今回の値上げの理由を、「経費削減や業務改善などにより製品価格への転嫁を極力避けるよう努力してきたが、企業努力のみでこれを吸収するのは困難」と説明している。

〔対象商品〕▽事務用紙製品類：123品番▽日用紙製品類（ノート、情報用紙、ルーズノート、メモ・レポート、アルバムなど）：1,599品番▽収録用品（クリヤーブック、厚表紙ファイル、ファイリングサプライ、フラットファイルなど）：1,393品番▽文具類（事務用品、名札、文具雑貨、事務機器・サプライ、ハサミ・カッター類など）：1,113品番▽製図デザイン用品：17品番▽防災用品：30品番

〔実施時期〕7月1日

〔値上率〕約9％（平均値）

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future7/6号」より