来たる7月18日(土)から12日間にわたり東京ドームで開催される第86回都市対抗野球大会に日本製紙石巻(石巻市)、王子(春日井市)が出場する。
日本製紙石巻硬式野球部は、第二次予選東北大会第2代表決定戦で、七十七銀行を4対3で破り、2年ぶり3回目となる本戦への出場権を手にした。なお、この大会では敢闘賞=宝利亮、首位打者=家古谷翔太、新人賞=篠川拓也、特別賞=中嶋政弥の4選手がそれぞれ表彰されている。
チームの今季のスローガンは「常昇への道」。「常勝チームになるためには常に上昇し続けなければならない。現状に満足することなく、全国で常に勝ち上るため」と説明している。初戦は大会2日目;7月19日(日)の第3試合(18時~)で、過去最多11回の優勝を誇る強豪JX-ENEOS(横浜市)と対戦する。
王子硬式野球部は東海地区2次予選で、新日鐵住金東海REX、東邦ガス、ジェイプロジェクトに勝利、永和商事ウイングには敗れたものの、6月5日(日)の第3代表決定戦で近藤均投手がトヨタ自動車を6対0と完封し、2年ぶり14回目の本大会出場を決めた。
今シーズンから指揮を執る稲場勇樹監督が掲げるチームのスローガンは「志高く」。「1人ひとりが今までにない発想力と行動力を持ち、その力を結集させて都市対抗野球および日本選手権の優勝を目指す」と抱負を述べている。本大会の初戦は大会3日目の7月20日(月・祝)第3試合(18時~)で、東京都代表のセガサミーと対戦する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/13号」より