中越パルプ工業は、同社の『竹紙』を広く社会に知ってもらうため、デザインオフィス「minna」(㈱ミンナ http://minna-design.com/)とコラボレーションし、新たなペーパーブランド『MEETS TAKEGAMI』を七夕の7月7日に立ち上げた。
ブランドネーム、ロゴデザイン、コンセプト開発、商品デザインなど、minnaがトータルでデザインを手掛け、最終商品群を開発していく。9月2~4日に開催される第80回「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」 のアクティブデザインコーナーで製品発表する予定。
『竹紙』は国産竹を原料とする環境対応紙。中越パルプ工業は、里山に生い茂る竹の活用法を模索する地域と連携し、産業利用の成功例が少ない竹を木材同様に紙の原料として活用、国産竹100%の『竹紙』を生産販売する体制を構築した。この取組みは、放置竹林といった社会的課題を解決する取組みとして高い評価を受け、多くの環境関連の顕彰事業で表彰されてきた。しかし、『竹紙』の認知度は一般的には低く、あまり知られていない。そこで、気鋭のデザインチームminnaとともに新ブランドを立ち上げ、『竹紙』を使った最終商品群を展開していくもの。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/3号」より