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紙の業界ニュース

2015/08/24

=全段連の環境自主行動計画=さらに進んだCO2排出原単位の改善

全国段ボール工業組合連合会は今年5月、環境自主行動計画(温暖化対策)の進捗状況を把握するため、計画への参加企業に対して2014年度実績に基づくフォローアップ調査を実施した。
 全段連の目標計画は「2006~08年度の3年間平均に対し、2013~16年度の4年間平均でCO2総排出量を20%削減する」というもの。この自主行動計画に参加している企業は37社で、全国の段ボール生産量に対するカバー率は61.5%(2012年度)に上る。
 なお今年4月、資源エネルギー庁でエネルギー源別標準発熱量と炭素排出係数が改訂され、また一部で過去にさかのぼっての数値訂正があったことから、全段連では基準年度、計画、2013年度実績の数値をそれぞれ修正している。
 調査結果によると、参加37社を合計した2014年度の貼合生産量は、前年度より1億4,700万㎡(△1.7%)少ない84億2,100万 u。これに対して、CO2総排出量も1万5,159t(△3.4%)減少し43万5,967t-CO2/年となった。これによりCO2総排出量を貼合生産量で割ったCO2排出原単位は、対前年度比0.88kg減(△1.7%)の51.74kg-CO2/千㎡に向上した。燃料の重油からガスへの転換、省エネ設備の導入、生産効率の向上などによりCO2排出原単位の改善がさらに進んだことになる。
 ただし、基準年度(06~08年度平均)の排出量52万7,655tを△20%削減するという目標に対しては、13年度が45万856tで△14.6%、14年度が43万5,697tで△17.4%、両年度平均が44万3,276tで△16.0%と、いずれも計画目標に届いてない。
 この調査結果を受けて全段連は「2015~16年度の2年間で、さらに改善を進める必要がある」と説明している。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/24号」より
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