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紙の業界ニュース

2015/09/24

決 算

=紙加工の第1四半期=
 前号までの製紙関連に続き、紙加工の第1四半期(4~6月)業績を紹介する。以下、数値は連結ベース、単位100万円、(  )内は対前年同期増減率、〈  〉内は前年同期の実績値。
●レンゴー
〔第1四半期〕
 売上高 131,399 (+0.7%)
 営業益 3,004 (+88.7%)
 経常益 3,510 (+84.5%)
 当期益 1,547 (+142.0%)
〔通期予想〕
 売上高 542,000 (+3.7%)
 営業益 16,000 (+187.4%)
 経常益 17,000 (+138.1%)
 当期益 10,000 (+74.9%)
 主力の段ボール製品は販売量が減少したが、軟包装、重包装が好調だったため増収となった。利益面は、段ボール製品価格の改定やエネルギー価格の低下などにより増益。
○板紙・紙加工関連事業…段ボール製品の販売量が減少したが、製品価格改定やエネルギー価格の低下により、売上高は前年同期比△1.1%、営業利益は同+13.8%。
○軟包装関連事業…積極的な営業展開や原材料費の低減により売上高は前年同期比+1.6%、営業利益は同+187.5%。
○重包装関連事業…コンテナバッグの需要増が寄与し、売上高は前年同期比+3.6%、営業利益は同+382.1%。
○海外関連事業…軟包装事業の堅調などにより、売上高は前年同期比+21.6%の増収となり、営業損失も減少した。
●リンテック
〔第1四半期〕
 売上高 52,550 (+6.5%)
 営業益 4,956 (+24.7%)
 経常益 5,065 (+26.0%)
 当期益 3,605 (+28.9%)
〔通期予想〕
 売上高 220,000 (+6.1%)
 営業益 18,500 (+9.6%)
 経常益 18,300 (+2.2%)
 当期益 12,700 (+8.9%)
○印刷材・産業工材関連…売上高は前年同期比+3.8%、営業利益は同△19.5%。シール・ラベル用粘着製品は、海外市場では伸びを欠いたが、国内は飲料・医薬用などを中心に堅調に推移し増加。
○電子・光学関連…売上高は前年同期比+12.3%、営業利益は同+37.8%。
○洋紙・加工材関連…売上高は前年同期比+0.9%、営業利益は同+31.1%。カラー封筒用紙は低調だったが、耐油紙でコンビニやファストフード店向けなどが増加し、洋紙事業は前年同期並みを維持。加工材事業も前年同期並み。
●トーモク
〔第1四半期〕
 売上高 30,594 (△2.6%)
 営業益 △1,228 〈前期△914〉
 経常益 △967 〈前期△676〉
 当期益 △824 〈前期△560〉
〔通期予想〕
 売上高 155,000 (+4.3%)
 営業益 5,800 (+46.0%)
 経常益 6,000 (+40.9%)
 当期益 3,000 (+185.6%)
○段ボール…生産量は前年の大雪で大きなダメージを受けた館林工場の復旧もあり前年同期を上回った。売上高は海外の寄与もあり前年同期比+9.1%、営業利益は新工場稼働に伴う減価償却費の増加などにより同△12.0%。
○住宅…売上高は前年の期ズレが解消し、前年同期比△44.5%。営業損益は、上半期はコストが先行するという住宅事業の特性から損失計上となった。
○運輸倉庫…売上高は前年同期比+0.2%、営業利益は同+42.4%。
●スーパーバッグ
〔第1四半期〕
 売上高 8,238 (△0.4%)
 営業益 △62 〈前期△145〉
 経常益 △48 〈前期△179〉
 当期益 △48 〈前期△127〉
〔通期予想〕
 売上高 37,000 (+4.8%)
 営業益 330 〈前期△18〉
 経常益 330 〈前期5〉
 当期益 200 (+78.6%)
○紙製品事業…主力の角底袋や手提袋の販売量の増加などにより増収となった。営業利益は、原材料価格の上昇や円安による輸入品の仕入価格の上昇、また売価修正の遅れもあり、減益となった。
○化成品事業…主力のレジ袋の販売減などにより減収となったが、営業利益は原材料価格と仕入価格の低下により、また販売管理費も減少したため増益となった。
●大石産業
〔第1四半期〕
 売上高 4,584 (+4.2%)
 営業益 214 (+72.6%)
 経常益 291 (+59.5%)
 当期益 314 (+164.2%)
〔通期予想〕
 売上高 18,500 (+3.6%)
 営業益 800 (+39.3%)
 経常益 1,000 (+25.3%)
 当期益 820 (+62.3%)
 国内景気が緩やかな回復基調で推移する一方、円安による原材料高や海外景気の下振れリスクもある中、提案営業による顧客満足度向上を徹底的に追求するとともに、全社をあげてイノベーション活動に取り組んだ結果、増収増益となった。
●ニッポン高度紙工業
〔第1四半期〕
 売上高 3,034 (△13.8%)
 営業益 155 (△60.2%)
 経常益 244 (△36.3%)
 当期益 202 (△22.9%)
〔通期予想〕
 売上高 13,400 (+3.6%)
 営業益 660 (+20.5%)
 経常益 650 (△14.1%)
 当期益 450 (+1.4%)
○コンデンサ用セパレータ…主力製品のコンデンサ用セパレータは車載向けや産業機器向けは安定していたものの、エアコンなど白物家電向けが低調に推移し、売上高は前年同期比△8.2%。
○電池用セパレータ…大口取引先の生産調整に加え、リチウムイオン電池用セパレータが低調に推移したことなどから、売上高は前年同期比△34.4%。
●ハビックス
〔第1四半期〕
 売上高 2,857 (+11.6%)
 営業益 142 (+97.2%)
 経常益 157 (+112.7%)
 当期益 117 (+165.7%)
〔通期予想〕
 売上高 12,100 (+11.5%)
 営業益 607 (+32.9%)
 経常益 582 (+13.0%)
 当期益 365 (+29.5%)
 市場の成長が見込まれる衛生材料分野を中心に販売拡大に取り組みつつ、販売価格の修正を進めた。○不織布関連事業…売上高は前年同期比+10.4%、セグメント利益は同△0.3%。パルプ不織布原反はドリップ吸収シート向けの堅調や衛生材料向けの好調により増収、パルプ不織布加工品の売上高は微減、化合繊不織布は紙おむつ向けの好調や本巣工場の稼働率向上により増収となった。
○紙関連事業…売上高は前年同期比+13.2%、セグメント利益は同+123.4%。衛生用紙は紙おむつ向けやトイレクリーナー向けを中心に販売活動を展開して販売量が増加し、また販売価格の修正が徐々に進んだため、増収増益となった。
●中央紙器工業
〔第1四半期〕
 売上高 2,823 (△6.7%)
 営業益 207 (△27.6%)
 経常益 232 (△24.7%)
 当期益 150 (△24.6%)
〔通期予想〕
 売上高 12,700 (+3.4%)
 営業益 1,100 (+12.5%)
 経常益 1,150 (+11.5%)
 当期益 750 (+18.9%)
 新規包装提案や既存ユーザーへの深耕拡大とともに、高付加価値包装材の開発、生産工程改善による生産性の向上、設備保全の強化・徹底による品質向上などに努めたが、主要販売先である自動車・電気機械関連の売上減、また、中国では取引先の生産拠点移管の影響があり、減収減益となった。セグメント別の業績については、「日本」は売上高が前年同期比△8.9%、セグメント利益が同△23.4%。「中国」は円安による押し上げ効果もあり売上高は前年同期比+4.0%の増収となったものの、セグメント損益は損失計上となった。
 
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/24号」より
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