中部製紙原料商工組合はこのほど、持去り古紙を繰り返し買い入れている事業者名の公表を開始した。持去り古紙買入れ事業者名の公表については、すでに関東製紙原料商工組合が実施しており、中部商組の公表開始はそれに続くもの。
今回、持去り古紙の買入れで警告を受けた事業者は、㈱旭宝(大阪府岸和田市新港町5-3 右松亮一代表取締役)。同社は今年、名古屋市名東区(6月1日)、愛知県阿久比町(7月19日)、名古屋市中区(7月26日)で持ち去られた古紙を受け入れた。これを受けて中部商組は、持去り古紙を受け入れないよう、その都度同社に申し入れてきたが、再び愛知県大府市(8月9日)で持ち去られた古紙を受け入れたことが判明したため、今回の事業者名公表となった。
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ