中越パルプ工業はこのほど、日本政策投資銀行(=DBJ)の「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」 で最高ランクを取得し、それに基づく融資を受けた。同社の「DBJ健康格付」最高ランク取得は、2014年に続く連続取得。
DBJ健康格付は、DBJが開発した評価システムによって、従業員の健康配慮への取組みを評点化し、得点に応じて融資条件を設定するという融資メニュー。中越パルプ工業の評価ポイントは次の3点。
①会社・労働組合・健康保険組合が三位一体で健康づくり対策を議論する会議体を構成し、毎年健康に関する取組みを議論するなど、「健康経営」を推進する基盤が整備されている
②健康診断受診率の100%達成に加え、従業員の自己負担なく二次検診が受診できる体制を整えた上で受診を促すことで、二次検診受診率についても概ね100%を実現している
③「安全衛生ニュース」を年間約240通という高頻度で発信していることに加え、すべての事業所で健康イベント「中パフェスタ」を継続開催し、従業員とその家族が健康増進に取り組むよう意識付けを行っている
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/25号」より