関東製紙原料直納商工組合(=関東商組)はこのほど、15回目となる「持去り古紙買入事業者名の公表」を行った。今回の警告対象事業者はタカラリサイクル(東京都八王子市市川町21-1 森実由美代表取締役)。
今回は、5月23日に神奈川県相模原市で古紙2セットが持ち去られ、いずれもタカラリサイクルに持ち込まれた。同社はこれまで、八王子市(東京都)、町田市(同)、青梅市(同)、相模原市(神奈川県)、大和市(同)、座間市(同)、海老名市(同)からの持去り古紙を受け入れ、計8回の警告を受けている。
関東商組では、「(同社は)自主的な防止対策の一つに持込み者の会員制をあげているが、その成果が見えない」とし、持去り古紙を持ち込んだ者の出入り禁止など自ら示した対策の徹底を求めた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/18号」より