王製紙は8月22日から、FSC認証ラベル原紙(タック紙)を販売開始した。
2010年のバンクーバーオリンピック以降、オリンピック開催地では合法かつ持続可能な木材資源の使用が引き継がれており、日本国内でも2020年東京オリンピック開催決定を機に、FSC認証紙の需要拡大が見込まれる。こうした背景を踏まえ同社では、パッケージ用途や物流用途などさまざまな分野で使えるFSC認証ラベル原紙を汎用品としてラインアップ、小ロットから品揃えしていく。常備品として販売を開始するのは次記7品種で、またこれ以外についても、受注生産対応でFSC認証品を提供する。
<製品ラインアップ> (①上紙 ②粘着剤 ③剥離紙 ④用途)
(1) ①FS上質55 ②一般強粘 ③SBG85S ④物流(荷札・宛名など)、商品表示など
(2) ①FSアート73 ②一般強粘 ③SBG85S ④商品表示、パッケージ、熱転写など
(3) ①FSアート73 ②一般強粘 ③黄セパ ④商品表示、パッケージ、ステッカーなど
(4) ①FSキャスト73 ②冷食用 ③SBG85S ④商品表示、パッケージなど
(5) ①FSキャスト73 ②一般強粘 ③黄セパ ④商品表示、パッケージ、ステッカーなど
(6) ①FSNIPC55 ②一般強粘N ③C46S ④OAラベルなど
(7) ①FS高白NIP45 ②一般強粘N ③FC46S ④OAラベルなど
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/15号」より