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紙の業界ニュース

2016/11/24

決 算

=紙パの第2四半期①=
 紙パ関連企業の第2四半期決算(2016年4~9月)の発表が始まった。今号から順次紹介していく。以下、数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
●日本製紙
〔第2四半期〕
 売上高 475,069 (△4.9%)
 営業益 10,488 (+24.5%)
 経常益 13,493 (△16.7%)
 当期益 △3,871 〈14,284〉
〔通期予想〕
 売上高 990,000 (△1.7%)
 営業益 28,000 (+23.8%)
 経常益 28,000 (+63.5%)
 当期益 1,000 (△58.8%)
○紙・パルプ事業…売上高は前年同期比△3.4%、営業利益は同△0.8%。洋紙は、新聞の発行減や印刷用紙の広告需要低迷など総じて低調で、販売量は前年同期を下回った。板紙は飲料関係向けを中心に堅調で、販売量は前年同期を上回った。家庭紙も、ティシュ、トイレットペーパー、ヘルスケア製品が堅調で販売量は増加。
○紙関連事業…売上高は前年同期比△0.2%、営業利益は同+67.8%。液体用紙容器は、野菜飲料など清涼飲料向けを中心に販売量が前年同期を上回った。溶解パルプ、化成品は概ね堅調に推移したが、液晶用途向け機能材料の販売量は前年同期を下回った。
○木材・建材・土木建設関連事業…売上高は前年同期比△5.7%、営業利益は同+47.9%。新設住宅着工戸数の増加や、ブラジル子会社Amapa Florestal e Celulose S. A.を新規に連結したことにより、大幅増益となった。
 通期予想は、5月公表の前回予想を売上高および利益の全段階で下方修正した。修正額(単位100万円)は、売上高△10,000、営業益△4,000、経常益△4,000、当期益△17,000。本誌10月24日号既報の通り、日本製紙は米国の合弁会社、ノーパック社の持分を売却、これに伴い特別損失93億円を計上した。また、電話帳用紙事業の日本製紙USAについても事業売却の方向で検討してお り、それに伴い固定資産の減損損失など 77 億円を特損計上している。一方、投資有価証券の売却により73億円を特別利益に計上した(うち65億円は2Qで計上)。売上高の下方修正は、2Qで洋紙・板紙の販売量が計画を下回ったことなどを反映したもの。
●レンゴー
〔第2四半期〕
 売上高 270,549 (+1.8%)
 営業益 13,724 (+135.2%)
 経常益 14,061 (+120.1%)
 当期益 8,729 (+149.1%)
〔通期予想〕
 売上高 558,000 (+4.8%)
 営業益 24,000 (+52.6%)
 経常益 24,000 (+44.3%)
 当期益 14,500 (+47.7%)
○板紙・紙加工関連事業…売上高は前年同期比+4.4%、営業利益は同+189.0%。販売量の増加や、エネルギー価格の低下により増収増益となった。
○軟包装関連事業…売上高は前年同期比+4.0%、営業利益は同+29.6%。コンビニ向けの需要増やコスト改善により増収増益。
○重包装関連事業…売上高は前年同期比△3.2%、営業利益は同+123.1%。除染用コンテナバッグの需要が減少し減収となったものの、原料価格の低下やコスト改善効果により増益。
○海外関連事業…売上高は前年同期比△17.0%、営業利益は前年同期の赤字から黒字に転換した。円高の影響などで減収となったが、軟包装事業が堅調に推移したことなどにより黒字化した。
 
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/21号」より
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