三菱製紙はこのほど、フットケアの研磨時に発生する爪や角質の削り屑を包み込み、飛散を抑制する『フォルディアジェル』を発売した。経済産業省が主催する「医工連携事業化推進事業」において、聖マリアンナ医科大学・東横病院生活習慣病センター長の太田明雄先生らと共同開発したもの。
医療現場では、フットケアの施術時に肥厚爪や角質をグラインダーやヤスリで研磨する際、大量の削り屑が飛散する問題があった。『フォルディアジェル』は、研磨面に塗布して削り屑の飛散を抑制できる。
三菱製紙は2013年に第二種医療機器製造販売業許可を取得、さまざまな医療機関や研究機関と医療機器・医療関連製品の開発を進めており、今後も順次上市して行く予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/13号」より