大日本印刷(株)と積水化学工業(株)は、フィルムタイプの色素増感太陽電池を搭載し、室内でも発電しながら駆動できる電子ペーパーを共同開発。4月中旬より、都内のコンビニエンスストアの店頭に電子看板として設置し、実証試験を開始した。省電力で薄くて軽い電子ペーパーは、交通機関の時刻表や案内図、標識や広告などを表示する、屋内・屋外に設置可能な次世代の情報メディアとして期待されているが、駆動に必要な電池交換や電源確保が課題となっていた。これに対して、今回DNPと積水化学は共同で、積水化学が開発した低照度で発電できるフィルムタイプDSCを搭載することで、電源不要でどこにでも設置できる新たな電子ペーパーを開発した。
太陽電池を搭載した電子ペーパー(表)
PJ web newsより