関東製紙原料直納商工組合(=関東商組)はこのほど、18回目となる「持去り古紙買入事業者名の公表」を行った。今回の警告対象事業者は、松沢紙業(東京都足立区保塚6-4 松沢政光代表取締役)。
3月1日、2日、3日に東京都杉並区で、17日に東京都練馬区で持ち去られた古紙が、松沢紙業に持ち込まれたことが判明したもの。杉並区の持去り人は、杉並区が条例に基づき氏名公表している者であり、また練馬区の事案は関東商組が事業者に提供している「持ち去りが判明した車両一覧」に掲載されている車両だった。いずれのケースも松沢紙業は、持去り人あるいは持去り車両が把握されているにもかかわらず古紙を買い入れていることから、関東商組は「持ち去りを助長するものであり強く抗議する」と警告を発した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/10号」より